久我有加『簡単で散漫なキス』

韻を踏んだ感じのタイトルがいいですねー！
タイトルがどうもピンと来ないですが。。

簡単で散漫なキス (ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫) 高久 尚子 新書館 2009-01-10 by G-Tools ☆☆☆(3.5）

大学生の周平には七つ年上のセックスフレンドがいる。同居中の義兄に想いを寄せる周平は、同じ訛りと声を持つ彼、穂積を抱くことで行き場のない欲望を解消していた。同様に穂積は恋人に二股をかけられ持てあました身体の熱を周平とのセックスで宥めている。互いに割り切った関係でそれ以上の気持ちはないはずだった。だが恋人と一緒にいる穂積を見かけた日から、周平の気持ちは穂積に傾き始め…?書き下ろし。

アマゾンのレビューでは
攻め視点がどうのこうのとか言われていますが
自分は満足しましたよー！萌えました！
でも確かに受けが良いキャラだからこそ、ちょっと覗いてみたかったかも。


まあ、セフレ→本気に･･･というのはテンプレですが
どちらの性格もとっても良くて
あらすじから得られるような感じではないですねえ。
攻めも受けも兄もとっても好きなんです。。
エツオはすっごい嫌なやつでしたがｗ

出会いがちょっと弱いかなーと思いましたが
まあ重要なのは気持ちの移り変わりでしょうか。
だんだんと惹かれている･･･って定番なんですが
すごく好きだったなあ。穂積がもう色っぽいんだわーもう。

「帰れ」って言われるシーンが好きだなあ。。
他にもいちいちニタニタしてしまいました。
最後のケーキもすっごい良かったなー！穂積のつっこみが。

エロから始まる･･･ですが
ディアプラスらしさもある良作でした!!
久我のこういうタイプの受けがたまらなく好きです。