沙野風結子『獣の妻乞い』

この前のオフ？で食事をしていたときに
自分が「2008年のベストはなんですかねー」と聞いたら
Oさんは「獣姦はインパクトが強かったけど･･･」ときました。

真っ先に出てくるのが獣姦かよ!!!!って思ったのですが
そのあとK-BOOKSで探すとあったので購入。

読んでみると･･････あれ･･･すごい萌えた･･･よ？
普段読まないタイプの話ですがね～。
沙野さん自体初読みでしたが、エロで読ませてくる作家さんだな～と認識。

獣の妻乞い (リンクスロマンス) 沙野 風結子 幻冬舎コミックス 2008-01 by G-Tools ☆☆☆☆(4．5）

通り魔に襲われた高校生の由原尚季は、狩野飛月という男に助けられる。強引な手口により、飛月と一緒に暮らすことになった尚季は、凶暴そうな見た目に反し、無邪気で優しい男に急速に惹かれていく。だが、仕事に行くたび尋常さを失う飛月に、尚季は昼夜を問わず、荒々しく抱かれるようになる。次第に獣じみていく飛月の異変に不安を覚える尚季は、彼が凶悪犯罪者を抹殺するため、秘密裏に造られた「猟獣」だと知り―。

気付けばあと半月

色んな人がカレンダーを見てビビる時期ですよね。
自分も･･･同様です。
存分にモラトリアムを満喫しようと思っていたのに!!

いや･･･時間はあるんですけどね。
でもずっと体調が優れなくてウジウジしています。。
新年は万全に体調で迎えたいなあ。。


あーでも本は読んでいます。
今日は初めて東野圭吾作品を読みました。
売れている本からいこうかなーと思ったのですが
うちの高校の図書館にはぜんっぜんなくって
とりあえず手に取ったのは「片思い」
なんとなく帯に惹かれたのでした。


んー･･･でも･･･
ちょっと冗長だったなあ･･･（＝＝；
言いたいことはわかるんですが
手放しで絶賛できない感じ。
性同一性障害とかそっちだけをメインの方が良かったのでは？なんて。
ミステリーとして読んだから「うーん･･･」だったのかな。

でも読みやすくはありました。
初めて取る本を間違えちゃったかも。
今度は評価の高い「秘密」とか読んでみようかな。

片想い 東野 圭吾 文藝春秋 2001-03 by G-Tools

ああ･･･あと
榎田さんの交渉人シリーズも
東京にいる間に読みました。

これは面白かった･･･!!
すんなり入れる一人称で、ワクワク感がすごい。
自分はヤクザが苦手でしたがそれでも大丈夫でした。

軽めと思わせておきながら
意外とヘビーな要素もあったりして。
榎田さんの良さがすごく出ているなーと。

2作目の「交渉人は疑わない」の方が好きかもです。
続きが読みたい～！

杉原理生『恋の記憶』

杉原さんは今年の仕事量すごいですね。
今年4冊目？
専業になったわけでもなさそうだけど。
中でもスローリズムは高く評価されているみたいですね。
自分はあんまし好きくなかったりするのですが^^;

今年出た中では
これが1番好きでした。
杉原独特のリズムが抵抗なく読めました。

自分の今年の杉原本の評価は
恋の記憶>>硝子の花束>>>>３７℃>>スローリズム
って感じ。
いやでも外れはなかったです。
杉原さんの文章自体が結構独特なので
１つダメだったら全部ダメではありそうですが
ほとんどハズレがないっていうのは貴重な作家さんだな～と思います。

恋の記憶 (SHYノベルズ) 山田 ユギ 大洋図書 2008-12-11 by G-Tools ☆☆☆☆

「淋しいだけじゃ、俺はひとを好きにならないよ」姉の結婚式の日、理也は数年ぶりに従兄弟の高成と再会した。高校にあがるまで、ふたりはとても仲のよい従兄弟同士であり、理也にとって高成といる空間はひどく居心地のいいものだった。けれど、ふたりの間にはなにか曖昧なものが忍びこみ、いつしか距離を置くようになっていたのだ…結婚式の夜をきったけに再び一緒の時間を過ごすようになったふたりだが、曖昧だったなにかが露になってゆき。

日の出ハイム『微炭酸恋愛』

ああ･･･すごくよかった･･･!!

あらすじとか絵柄とか見る限り
「自分が好きそうな感じだなー」と思っていたのですが
実際に大好きでした。透明感いっぱい!!胸キュンいっぱい!!

あらすじだけみると
四角関係でぐだぐだ･･･って思えますが
実際は２カプが同時進行･･･って感じです。
高校生同士のカプと、兄と先生のカプ。
いやー交互にくる感じで最後に大団円･･･っていうのがうまいと思いました。
一冊できれいに完結していると、読み終わった感じの満足感が違います。


繋がるようで繋がらない･･･みたいな
じれったさがもうたまらなかったです。ハァハァしちゃう!!
不器用な恋愛なんだよなー。

そして行為シーンは行為シーンでなかなかエロくて
そこがまたたまらないんです。
いきなり乱れまくる先生がきてびっくりしたよ。
でもよかったです。

日の出ハイムさんは初読みでしたが
なんかいそうでいなかった感じの作家さんかもな～なーんて。
はまりそうです。他の漫画も読んでみたいなあ。
でもなんか当たりはずれがあるって聞いたような･･･。。

微炭酸のようにシュワシュワっととけ込んでくる良作でした。
透明感のある感じの作品が好きな人には是非！

途中ちょっとポエミーになりすぎでは？と思ったけど
そこがまあよいのです・笑

ああでもタカは坊主の方がいい＞＜

微炭酸恋愛 (GUSH COMICS) 日の出ハイム Amazonで詳しく見る by G-Tools

うちのクラスの気になるあいつ、道永。ある日あいつは「タカ。オレ、先生に片思いしてるんだ」と、そっと教えてくれた。でもオレはあいつの悲しそうな顔を見ると胸が痛む。先生なんか止めとけよ。そんなツライ恋じゃなくてオレにしろよ――。
タカはミチに、ミチは先生に、そして先生はタカの兄に…不器用片思いの行方は？　描き下ろしも収録。

ロードとか氷点下とか

帰ってきました！
やっぱり部屋のパソコンは素敵です。
ああキーボードが打ちやすい。

今日は朝からロードを巡ってきました。
まずはKさんの「サイン本を手に入れろ！」の指令から。
丁度２冊だけ残っていたので、自分の分まで買いました。

ていうか
Kさんは
何冊目のマザーファッカーズ？

そのあとはロードを巡ってふらふらしていましたｖ
とりあえず･･･全部回ったような。。
いつの間にか１２人いた英世さんが３人になったよ。。
でも、お目当ての日の出ハイムさんは変えたし
ナアレフも４巻セットで大変お安く買えたので大満足ｖｖ

時間だけは有り余っているので（←この台詞言えるのは今だけ）
大量の戦利品も年内で読み終えるよう頑張ります。

同行してくれたOさんYさんありがとーございました♪
一瞬だけ会えたSさんもどうもです！お使い（？）ご苦労さまでした。
もうちょっと話したかった＞＜


で･･･地元に帰ったら
なんと気温が－１４℃
冗談じゃなく凍死します。あー寒かった。
でも･･･この寒さももう味わえないとなるとなんだか寂しいです。


次、東京行くときは都民になっています。
新宿区民です。似合わない････････････。


明日からの日常は
なんだか残り少ない北海道生活を噛みしめながら
過ごしたいものです。
噛みしめるようなものないけどね（＝＝；
１回札幌にもいきたいなあ。でも電車代高いよー。バス微妙だよー。


ああ･･･他にもいろいろ書きたいことが。
このBLがやばい！のランキング認めたくないんですが。。
なんでスローリズム入っているの!!おかしいって!!

同じ杉原さんならまだ硝子の花束の方が好きだなあ。
スローリズムはタイトル通りじれったすぎたー。。
まあ･･･面白くないわけではないですが。