山中ヒコ『初恋の７０％は』

発売当初から気になっていたのですが
買おうかどうか悩んでいるうちにスルーしてしまった作品です。
でもこの前上京したときに、商人様から格安で譲っていただきました・笑

いやーこのタイトルとかディアプラスというレーベル的に
なんか爽やかな高校生の初恋漫画なのかなーとか勝手に予想していたのですが･･･


あれ･･･なんか想像とちょっと違うぞ･･･（笑


独特な感じの絵に結構コメディチックな感じが･･･!!
そこがすごく予想外であり、そしてすごく気に入りました。
妄想シーンにはかなり笑っちゃいました。

春日部がジタバタしている姿や、妄想炸裂なところとか
すっごくキュンキュンしました。
ディアプラスの高校生モノは本当に素敵なのが多いなーｖ

受の杉山は、「女子に嫌われるタイプ」の男の子です。
陸上一筋！じゃないですけど結構乱暴で。
それがすっごく良かったです～!!春日部の気持ちがよくわかった。
書き下ろしでの感じのツンデレっぷりには笑いながらもじわりとくる萌えが。

主人公が２人とも大好きでした。
学園!!とか高校生!!とか若い!!って感じでもないので
ポップな高校生モノが苦手な人にもオススメできると思います。

他に収録されている作品もよかったです。
バス通学に憧れちゃいます♪

読んで良かったなーと思う作品でした。

初恋の70%は、 (ディアプラスコミックス) 山中 ヒコ Amazonで詳しく見る by G-Tools

何でもそつなくこなすモテ男の春日部は、陸上部の杉山のひたむきに走る姿を目で追ううちに興味を覚え、妄想の中で彼にいやらしいことをするようになってゆく。仲良くなりたいのに話しかけることもできないでいたある日、文化祭の実行委員会で杉山と一緒になるが……？　高校生同士のもどかしい恋を集めたデビュー・コミックス!!

新しい腐男子日記のスタート!!

移転作業終了しました。
これからはshinobiで書いていこうと思います。

いやー…shinobiは1日使っただけなのですが
もうこれだけでexciteがどれだけひどかったのかわかります・笑
テンプレートの編集もしやすし、機能も多いのに見やすいから
すごく気に入っちゃった。

看板は、絵師さまが描いてくれた保険医を切り取ってみました。
なんかやけに中途半端ですが気にしない!!
今度看板書いてもらおうかな。。

そして、ちょっとレビューサイトっぽくするために
カテゴリをだいぶ分けてみました。
５～６時間かけてコツコツコピペしてアマゾン貼って…の繰り返しです。
でも、2006年より前の小説のレビューはあまりにもひどかったので
なかったことにしました。だって書いていることひどいんだもん!!

まあ、今これだけあれば十分でしょう。
また今度時間できたら、どんどん追加していきたいと思います。
結構「BL小説」のカテゴリに入れ忘れている小説が多くて
どんどん探していこうと思います。

そしてカウンターもつけました。
以前のネームカードのアクセス数を
電卓で計算したら、大体４９万くらいだったので
キリよく５０万からのスタートで。まあアクセス数は気にしない方向で。

そしてshinobiはアマゾンのアソシエイトも貼れるようです。
まあ気に入った本があればここからポチってくれるとうれしいです。

これからもうちょっとブログパーツを充実させようかなーなんて。
夏埜さんが使っている読書メーターとかもちょっとあこがれる!!

コメント欄がちょっと使いづらいですが
まあ仕方ないでしょう。

新生腐男子日記をよろしくお願いします!!

京山あつき『見えない星』

半端なく萌えました。
付き合っているんだけどなかなか…って感じとか！
今回は引田視点だったので、今井さんのかっこよさが引き立ちました。
そして引田も何であんなに可愛いんでしょ。２人が大好きです。
１回１回のキスシーンにいちいち萌えさせられます。で、素股です。こりゃ鼻血もんだぜ。

最後の大会だとか
引退だとか将来の進路だとか
高校生っぷり（？）もすっごく良かった。
髪の伸びた今井さんも好きすぎて困ります。

なんだか何が言いたいのかよくわからない感想になりました。
前作聞こえない声もともに本当にオススメの一冊です。
高校生大好きだー！野球少年大好きだー！

見えない星 (ミリオンコミックス) (ミリオンコミックス Hertz Series 38) 京山 あつき Amazonで詳しく見る by G-Tools

片思い

今日は木原さんの「片思い」を読みました。
木原さんらしくない話だなー･･･と。
なかなか可愛らしい恋物語でした。
ちょっとひねくれた性格の受けが可愛かったです。
途中ちょっとあれあれ？というシーンもありましたが。
スラスラと読めたなあという印象。

あーでも･･･
自分の好みは、友人の門脇でした。
めちゃくちゃかっこよかったです。すっごい好みのタイプ。
仲の良い３人組っていう構図が好きです。
そして３人の内、あぶれるキャラクターを自分は好きになりやすい。

ちなみに、門脇が主人公の「あのひと」もめちゃ良いですよ～!!
不安定なおっさん攻めに…死ぬほど萌えます。

「片思い」は表題作よりも
同時収録の短編「花の宴」を読んでほしいかな。
これはいろいろとすごいです。

初出は９６年のビボイ？
結構重い話でした。主人公は中３の男の子で、境遇がとても可哀相でした。
どうなっていくんだと先が読めない話だったなあ。
木原さん特有の痛さもあり、胸に突き刺さる話でした。

親友の政宗が本当に好みです。
この２人の幸せな話･･･読みたかったなあ。
最後の「ごめんな」にはグッときました。


晃は、父親が雅人を好きなのを知っていたんじゃないかな。
中盤での「それとも、知っているの」という晃の台詞は

１、晃と義父との関係のこと
２、義父が雅人のことを好きということ

この２つが考えられるけど
晃の性格を考えると後者なんじゃないのかなあ。
ああでも晃は義父との行為を悦んでいるようにも見えましたよね。
うーん･･･どうなのかなあ。

まあでもかなり好きな話でした。
木原さんは･･･本当にすごい。

片思い (ビーボーイノベルズ) 木原 音瀬 ビブロス 2001-08 by G-Tools ☆☆☆☆

どっちにしても俺のもの

久我さんの新刊は大学生ものでした。
標準語×関西弁は割と珍しい？

襲い受けというジャンルに属するのでしょうか。
ディアプラスにしてはエロかったなーという印象があります。
そして夏目イサクさんの絵が素敵！絵柄がちょっと変わったのでしょうか。
挿絵が来るたびにじっと眺めてしまいます。
「臆病な背中」でも「純情アイランド」感じたのですがイサクさんの描く大学生って良いなあ。
イサクさんの絵柄は大学生だからこそ良いのです！（力説）

本編もなかなか楽しめました。
くっつくまではちょっとだれる感じもありましたが
だんだんと関西のノリに慣れていく姿は楽しかったです。
大阪がそういう人ばっかりなのかどうなのかは知りませんが。。

そして行為シーンは本当に楽しんだ！
受けが積極的って良いものなんだな～と学びました。
で、後編部分からだんだんと保英がリードしていく姿も良かったです。
瀬良がかーわいいんだなあ。
予想はできたのですが･･･予想以上でした。
こういうシーンの満足度の方が高い小説って自分としては珍しいかも。

で、書き下ろし部分にはちょっとジーンときました。
瀬良の思いにはやられました。もうちょっと長く見たかったなあ！
イサクさんの１P漫画も良かったです。

芸人ものじゃない久我さんではかなり好きなほうです。

どっちにしても俺のもの (新書館ディアプラス文庫) 久我 有加 Amazonで詳しく見る by G-Tools ☆☆☆（３・５）