松前侑里『春待ちチェリーブロッサム』

バレンタインデーでしたねえ。
去年までは何かやっていましたが
今年は学校行っていないので、何もなしでした。

バイト先であーこいつらバレンタインデーしてんなーと思ったくらいでしょうか。
１つ最低だったのは、片づけしていたときに
本命チョコをおぼしきものが席に置きっぱなしだったことだな（･･･）
男、最低や。。「１万年と２０００年前から愛してる」って手紙入っていたぞ。

さて、バイトの休憩室で読みました。松前本。
あー･･･うん･･････いつも通りでした（笑

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中三のバレンタイン。悦也は雪の公園で出逢った酔っぱらい男になりゆきで親友の護への恋を相談し、諦めるなと励まされる。男の言葉どおり護と同じ高校に進学する悦也だが、護と彼女の幸せそうな姿を見せつけられる日々に早くも後悔を始めていた。そんな時、実は教師だった酔っぱらい男・稜に再会。ゲイである自分を偽って生きようとする稜に反発しながらも相談を重ねるうち…?先生×生徒の恋のエチュード。

んー･･････
いつもの松前本でした!!
でも、受けが高校１年生なのでまあ･･･読めたでしょうか??

ストーリーは大体あらすじ通りです。。
それに、松前本特有の複雑な家庭環境を加えてもう完璧。
受けのキャラクターもどっかで見たことあるなあ･･･的な？
まあ今回は思ったよりは変なこと言わないのでまあ。

遠くまで連れ出しすぎだろ！とか無粋なツッコミはさておき
まあそこそこ魅力的な攻めでした。あくまでそこそこね。重要。
三池さんの挿絵自体は数が少ないのでなんとも。。

ある意味では松前本に求めている部分が全部あるのでしょうかねえ。
変わらぬおいしさ･･･みたいな？うーん。

まあ書き下ろし部分も、こんなもんか･･･で終わるし
決して人には薦められないですけど
「松前本が読みたい！」と思ったときに読むのはよいと思います。

受けが雪だるま作り始めたときは
笑うところなんですよね･･･？


そいえば既視感あるなーと思っていたのですが
松前さんはやっぱり教師モノが多いからなんですね。
でもそうでなくても、受けの性格は全部同じな気がする。。

ただ、たまにキュンときたりはしましたよ!!
親友との描写もうちょっと欲しかったかも･･･。