木原音瀬『プレイス』

なんと天使と人間のハーフで
背中に羽がある主人公です。びっくし。
館野さんの天使絵がとても麗しい!!

でも、超日常的な話で
２人の恋愛面だけでいうとまったく痛くないので
かなーり萌えました。

だけど･･･ね･･･
読後感は良くないです（＝＝；
なんていうんでしょうか。
「B･L･T」系のエンド？
尻切れトンボ的な！
「B･L･T」では元カレがジョーカーでしたが
「プレイス」では女友達がジョーカーになります。

うわあああ!!救いねぇ!!って感じ。
これは自分にCOMPLETE　Cを買えってことなんでしょうか。
ああ･･････冬コミで買ってきてもらえばよかったorz

COMPLETE Cを持っている皆様･･････。
救いはありますか？救いがあるなら教えてください。。

プレイス (アイスノベルズ) 木原 音瀬 オークラ出版 1999-12 by G-Tools ☆☆☆☆

（とりあえず読了後の感想）

そっ･･･そうくるか木原さん･･････って感じのが最初の感想。
いやね。天使設定だけど天使必要あるの？って感じなのは大いに同意ですが。

まあ日常系の話がとっても良くって
何より加賀に最強に萌えて
もうムッハー！って感じでした。
受けなのもいいですね!!初物ですよ!!

木原本の中でもかなり好きな方に入る人物です。加賀は。
とにかく素直じゃない。
んで、１人で悩んであらぬ方向に進んだり。
そんな加賀が本当に愛しくて仕方なかったです。
そりゃあ横山さんも惹かれるよ!!

だから２人の恋路を見守るのはすっごく楽しくって
全３編の内の２つまで･･･「ライアー」までは殿堂入り級でした!!


で･･･最後の「スロウ」で本番期待!!ムッハーで
かつてないくらいの楽しみを持っていたのですが。。

さおりが･･････女友達が･･････ここで爆発しなくても･･････。
んで、最後の嫉妬心の横山さんも悲しくって。。
カプの２人が本当に本当に大好きだったから
思わず泣きそうになりました。

普通の女友達じゃ終わらせない！っていう意気込みを感じました。
木原本･･････本当に怖いです。
まあ･･････子供の名前のくだりで既に予兆はありましたが。

最後のスロウとか生理的嫌悪まで感じてしまいました。
おかしいなあ･･･。こんなはずじゃなかったのに。
あと朝チュンってことにもちょっと･･･なあ･･･。
いや、エロだけを求めているわけではないですが。


今回に関しては、とにかく加賀に萌えまくったので
最後は幸せな２人が見たかったな。。