いつき朔夜『征服者は貴公子に跪く』

そいえば今日はロードに行ってきたのです。
東京はこの夏1番の猛暑。。
なまぬるーい強風がすっごく気持ち悪かったです。

まあでも久々のロードは楽しかったなあ。
同じく上京した友達と巡ったのですが
彼女もまた、気づいたらお金がなくなるという
ロードの魔の力にやられていました。。
にしてもジョナサンのアイス抹茶ラテは本当においしいです。


で、いつきさんの新刊はドイツで貴族もの！
外国人受けはウミノツキに引き続きって感じでしょうか。
しかし……ちょっとイマイチだったかなあ。

あ、タイトルから感じられるような
主従ものではありません。

征服者は貴公子に跪く (新書館ディアプラス文庫 219) いつき 朔夜 新書館 2009-07-10 by G-Tools ☆☆☆

話としては
名家であるドイツの貴族が城を売却することになって
日本のホテル王がそこを王子ごと買う……みたいな？

設定は派手ですがそこはまあそこはいつきテイスト。
割とほのぼのとしていて、ドイツの風景などが素敵です。
作者自身がドイツに1年間住んでいたとだけあって
そこら辺はなかなか良かったなー。おいしそうなドイツ料理によだれが。

でもなんか普段と違うな……と感じるのは何でなんだろう。
牟田があんまりにも現実離れしすぎているのかなあ。
果たして彼はちゃんと仕事をしているのでしょうか……。
そして彼は本当にパウルが好きなのでしょうか……。
どうも恋愛面で納得がいかず、エロも不完全燃焼だったかなあ。
だけど、お風呂でお手伝いｖには萌えましたが。いいなあいいなあ。


だけどいつき作品に期待するところは得られたので
悪い作品ではないことは確かです。
ドイツに行きたくなってくること間違いなしです。
ハンナの朝食を食べたいなー！