セラピストは眠れない

砂原さん、去年の５月以来のルチルの新刊は
出張ホスト（ちゅーか売り専）の代理をするリーマン×金持っている美貌の受けでした。

あ、ツンデレではないと思います。。
「べっべつに～」っていう台詞は確かにありましたが。
むしろド淫乱一直線だと思ったのですが。。どうなんでしょう。

セラピストは眠れない (幻冬舎ルチル文庫) 砂原 糖子 Amazonで詳しく見る by G-Tools ☆☆☆

「普通」でした・笑
いやそれなりに満足しましたし
キュンキュンもしましたが。

あらすじをなぞった感想は置いといて…。

俺的ハイライトは初めて感じまくるところでしょうか。
あの場面はすごーく萌えました。
初めて名前を呼ぶってシチュに萌えるなあ。
クールちゃうやん！と思ったなあ。
クールに見せかけて感じまくる受け、好きです。

砂原さんといえばコンプレックスを持った人物が特徴ですが
今回のコンプレックスは
恋したことない故に、感じないと思っていたことでしょうか。
というかコンプレックスなのかあれは？

この話…。
ある意味では初恋の話だったのかもしれません。
初めて気付いた恋心というやつです。
うーん…変人のラブコメ？この作品の位置づけがわからない笑

心を失ったエピソードに関する部分や
当て馬との絡みが少し物足りなかったかなあ。
これSMS（センチメンタルセクスアリス）でも同じこと感じたような。
当て馬が報われているのか報われていないのかよくわからない…!!と。

なんちゅーか
視点変更多すぎて忙しすぎましたかね。
いや、視点変更は大好物であるのですが。

でも及第点。
前半の歯医者さんのエピソードや人参のエピソードは可愛らしかった。
砂原さんらしい作品ではありました。


あ、書くことなくなった。
「ツンデレ」に関する考察でも書こうかな。

常々思うのですが
BL界のツンデレはひじょーに範囲が広いですよね。
なんかもうほとんどがツンデレに思えてくるくらい。

SMSもツンデレと表現されていましたが
あれはツンデレ＋ワンコなんですよ!!
まあでもあれは最初はツンツン→ある日を境にしおらしく…だったのでまあ有りか。

この作品…どうなんでしょう。
ツンツンしています…？
まあ帰らせたりする描写は
「なんか気になってしまうのに！」ってことで「ツン」に値するのでしょうか。
あ、歯医者の描写はツンデレか。
口で言っていることと行動が違うってやつ。


まあ…ツンデレでいいか。結論。