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大学生腐男子によるBL小説レビューなど。 他にも日常ネタ多数。やや更新停滞気味。。
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今日は「キャラメルビターの恋人」を読みました。うえださんです。
そいえば新刊で出ていたときも買おうかどうか悩んだような。。
麻々原さんの絵って場末の喫茶店とかすごい似合いますね!
くたびれた地帯に咲く一輪の華・・・って感じの受けが好みでした。

作品自体は・・・すごくふつー・・・。

インテリアデザイナー×喫茶店のギャルソン。
亡くなった攻めの父親が遺した喫茶店のお話。店を閉めるとか閉めないとか。

まあでも本人たちは幸せそうでしたし
キャラデザインがすごく好みだったので3.5って感じかしら。
律の過去がもう少し知りたかったかな~。
いつものうえださんが好きなら楽しめると思います。

キャラメルビターって響きから
すごいツンデレな受けが登場するのかと思っていました・笑
そうではなかったです。少し残念。


キャラメルビターの恋人 (幻冬舎ルチル文庫)
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☆☆☆
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弁護士もののシリーズ最終作です。
取り扱っている事件の内容は多重債務&自己破産
なんていうか・・・これまでの事件の中では
1番どうしようもなかったです。特に相談者にドラマもなく。
同情していいのかどうかもわからなかったので迷いました。
これまでの昼ドラっぽい匂いも好きだったのでそこはちょっと・・・って感じかな。

でも自分好みの、視点が切り替わる感じが良かったです。
やはり超スーパーヘタレの准己視点と啓視点のズレこそが
この作品の醍醐味かと。手玉に取られているヘタレとか萌えてしまいます。
「もう寝るしかないんだ!(大意」とか思わず笑ってしまいました。
どう見ても笑うシーンではないのに!
某所の罪は重いです。畜生!愛していますvv

あと田上先生の准己評もよかったです。
「及び腰」ってまさにそのまんま。
うう・・・准己を端的に表していますね。


しかし最後の昭和な展開にはちょっとびっくりでした。
啓は何で「しゃべんな!」と言わなかったのでしょうか。
いやまあ・・・BLだからいいんですけど。。


ラブラブ部分?と一泊旅行編も良かったです。
勢いに乗って熱く語りまくる啓とそれにうんざりする准己とか可愛かった・・・!!
あと、啓に「免許なんか取るな」といった流れについては
某所とまったく同じことを思いました。
「ずっと助手席に乗っていてほしい」ですよね・・・!!ですよね!!
肝心なところで甘い台詞吐けないところがヘタレゆえんのところなのかなあ。


あーでもやっぱり面白かったです。このシリーズ。
3冊さくっと読めたところも良かった。
是非とも「准己=スーパーヘタレ」として読んで欲しいところです・・・笑


ロマンスの黙秘権〈3〉 (新書館ディアプラス文庫)ロマンスの黙秘権〈3〉 (新書館ディアプラス文庫)
うえだ 真由


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☆☆☆☆

すみません…
1の感想がどこかにいきました。
もちろん、1から読んでくださいね。
そうじゃないとスーパーヘタレのよさがわかりません・笑


2巻は「強制認知」や「非嫡出子」「遺産相続」なんちゅう
いかにもドロドロしていそうな事件がメインとなっています。
そして視点も受けの啓視点なのでだいぶ違った印象を受けたかも。
この本だけだと、攻めの准己が何でもできるスーパー弁護士に見えてくるから不思議・笑
いや・・・最初からそんな設定でしたっけ?
このことについては後述

一本の事件を通して・・・っていう手法は結構ありますが
民事の事件って結構珍しい気がします。
結構見慣れない単語とか手法があってちょっとワクワクしました。
あと佑太が素直ないい子で結構ニヤニヤしたり。良い攻めになりそうです。


あーでも佑太の境遇を聞いて啓が自分自身と重ねるシーンが結構あるんですが
そこはちょっとこじつけが多いというか
出来の悪い読書感想文みたいな感じでちょっと・・・だったかしら。
だけど最後の啓の母の台詞にはかなり感動しました。
片親の家庭の絆の強さを見たなあってな感じで。
ホームドラマちっくなところに弱い自分です・笑

戻りますが、啓視点で書かれているため
とにかく准己がすごいやつとなっています
だけど実はスーパーヘタレだと知っているためいちいち笑いがこみ上げてきます。
極めて健康的な読み方だなあと思いました。
どうみても某所(またかよ)の影響を受けています。

あらすじに書いてある
「ひとつだけ言うことを聞くならアドバイスをくれてやる」
というシーンのその「言うこと」があまりにも普通(ただのフェラ)だったのもヘタレゆえなんですよね!納得!ヘタレ万歳!


この作品もほのぼのテイストといっても良いでしょうか。
楽しかったです。3巻も早く読まないと!


4403521630ロマンスの黙秘権〈2〉 (ディアプラス文庫)
うえだ 真由
新書館 2007-08

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☆☆☆☆

はうえださんのスノーファンタジアを読みました。
記憶喪失ものです。
あらすじを見て「70年代のドラマかよ・・・!」と思いましたが
まったくその通りでした。(あとがきでもベタベタと言っていますし・・・笑)
いやでもこれはベタだからこそ良いのですよね。
都合良く2年間だけ記憶がなくなったからこそ良いのです。
すべて記憶がなくなってしまったらBL的に微妙になってしまいます。

でもさらさらっと読めましたし
軽井沢での幸せな2人はなかなか良かったな~。
古本でならオススメってところでしょうか。

光ったのはあさとえいりさんの挿し絵ですね。
うえださんの作風に合っているのでしょうか。
すごくピッタリ。
色々と問題のあるレーターさんとか言われていますが自分は好きです。


スノーファンタジア (新書館ディアプラス文庫)
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おすすめ平均 star
star・・・・。(少しネタばれ有)
star切ないけれど、切な過ぎず
starこんな人に愛されたい・・・

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☆☆☆

しかしまあ・・・
恥ずかしいタイトルですよね笑
なんとなくタイトルで敬遠してしまい
新刊では買わなかったのですが
その後いつの間にか買っていたのですね。

放置していたのですが
某所(バレバレ)を見て引っ張りだしてきました。
うーん。良い作品でした。
最近はすぐにくっつくカップルばっかり読んでいるなあ。

挫折を味わいつつも成長していく受け姿や
元野球少年の攻めの1つ1つの行動にもう萌えです。
大人たちの話ですが、なんか高校生モノくらい爽やかな2人でした。

高校時代は親友だった2人ですが
卒業してからその関係は一変します。

受け:「好きと知られたくないから距離を置こう」
攻め:「距離を置かれたのは好きだと気づかれたからだ・・・」

こんな相思相愛が良かったです。
いつの少女漫画だよ!ってな感じですが。
うえださんのだと陳腐には感じないなあ。なぜだろう。

そしてずっと会わないようなのが7年間続き
ようやく再会(?)してその埋め合わせを急ピッチで進めます。
あまり口数は多くなかった元野球少年はたまに冗談も言うような素敵な税理士に変わっていました。

しっかしよく両方とも我慢できたなあって感じます。
この辺男同士ってことの描写がもうちょっと見たかったかなあ。
でも、柚生(受けね)はずっとブラウン管の向こうで励まし続けたんですよね。
それでまあ十分だったのかなあ。

親友の再会モノって良いですよね。
響きだけでもうご飯3杯いけそうです。

橋本あおいさんの爽やかな絵柄や
地方局のお天気キャスターとして頑張るシーン・・・
そしてどんどん強くなっていく姿、どれもとっても良かったです。オススメかな。

恋の行方は天気図で (新書館ディアプラス文庫 153)恋の行方は天気図で (新書館ディアプラス文庫 153)
うえだ 真由


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☆☆☆(3・5

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一般小説や一般漫画も普通に読みます。
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