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大学生腐男子によるBL小説レビューなど。 他にも日常ネタ多数。やや更新停滞気味。。
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そいえば来月は木原音瀬フェアなんですね。
東京住みならきっと買えるはず・・・!!
BBNの発売って上旬だっけ・・・・・・
でもさすがに1日やそこらでなくなることはないよなあ・・・。。
ちょっぴし不安です。最悪誰かに頼もうかしら。

さて、ペットシリーズ3作目をようやく読みました。
どんどん遠ざかっているような・・・・・・。

481301187X秘書とシュレディンガーの猫 (SHYノベルス)
榎田 尤利
大洋図書 2008-12-22

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☆☆☆(3.5)


シュレディンガーを正しく指摘したひとりに全財産を相続させる―亡き祖父の遺言を聞くため古い屋敷を訪ねた舘を待っていたのは、風変わりな猫探しの遺言と初めて会う従兄弟、それに祖父の美しい個人秘書、雨宮だった。金と権力を信じる舘は、遺言の内容にうんざりしながらも屋敷に滞在することを決める。一方、雨宮は初めて会ったときから、舘のことが嫌いだった。それなのに、舘の挑発に乗ってしまい…!?甘くてほろ苦い大人の恋。
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前作「犬ほど~」がとっても好きな作品なので
今回はライオン!と聞いてかなりwktkしていたのですが・・・。
痛かったですね。痛いというか・・・やりきれない。そんな気持ち。

ライオン×内科医(この説明もどうなんだろ・・・笑) 
一応年下攻めです。

前作が調教とかそういうとこを重点においていたので
今回もそういうのをちょっと期待していたのですが
まあ受け視点で進むので予想とはだいぶ違ったかな?
どちらかというと、千昭(受け)が義兄に受けている虐待がメインだったような。
そしてそれをあれこれあって真(攻め)が救う話になっている?
なんだかライオンである必要もないような気もしてきた。
そりゃ出会いはアレなんですけど。

とにかく義兄の深見が最低最悪の人間です。
あんまりにもクズで苛立ちだけが残りました。
義兄からの虐待・・・とかはある意味では王道でもあり
「何で黙っているんだろ?」なんて疑問はもう持たないようにしていますが
いきすぎると、冷めてしまいますね。
特に、母親に対してああいうことするのってどうなの。単に不快なだけでした。

真と千昭の関係や、行為シーンはとっても良かったので
もうちょっと幸せな二人を見てみたかったです。物足りないわ!
真は本当にかっこよかったな~!

痛いシーンがとても多く
何回レイプされりゃ気が済むんだ!的なつっこみは確かにあります。
でもまあ、榎田さんの文章は上手いなー!と思いましたし
かなり好みが分かれるとは思いますが、読み応えに関しては十分です。

第3弾は、こういう暴力的な痛さではなくて
愛のある痛さがある作品が読めたらいいな。楽しみにしています。


獅子は獲物に手懐けられる (SHY NOVELS 210) (SHYノベルズ)獅子は獲物に手懐けられる (SHY NOVELS 210) (SHYノベルズ)
志水 ゆき


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☆☆☆

榎田さんの絶版本の中でもかなり高価格で取引されているこの作品。
運良くお貸し頂き読むことができました。
って・・・読んだのは結構前になるんですけどね^^;

で・・・感想は・・・
率直に言うと、どうも入り込めませんでした。

この作品がファンタジーだってことを知らなかったんですよねorz
自分・・・苦手なんです。非現実的な世界がorz
いや小説にこんなこと言ったって仕方がないんですが。
受け(満)の一人称で進むのもちょっと取り残されてしまった原因かも。

あらすじは攻め(浩一)が交通事故で肉体はめちゃくちゃになって死んだはずなのに
何故か生きていてそのまま学校にも行ってしまって・・・みたいな感じ。
そんな描写がやけにリアルに描かれています。
だんだん本当に思えてくるから不思議!

テーマは「生と死」なのでしょうか。
浩一は二度、死んでしまうわけで。
そして満(受け)はいつかその時が来てしまうことがわかっているわけで。
そこら辺は・・・よかったなあと思います。榎田さんに筆力がすごい。
ユギさんの挿絵も麗しいのです。高校生っていいなあ。


しっかしなんで自分は入り込めなかったんだろうなあ。
上手くテーマを読み取るもできずしまいでした。勿体ない。
なーんかしっくり来ないまま読み終わってしまったなあと。

きっとまだ死というものがわかっていないからなのかなあ。
それとも死にネタそのものが苦手なのか。
10年後くらいに読んだらまた見方が変わりそうだなあと思います。

設定を見てから買った方がいいと思います。
入り込むことができたらきっともの凄い感動的な小説だと思います。
悪い小説ではないですよ!!勿論。


そもそも自分は「感動小説」が苦手なのかも。ドライ・・・なのか?
可南さんなら、感動作といわれる「指先」よりも日常的な「ちゃんと待ってる」が好きだし
高月さんの緋色も自分にはまったく合わなかった・・・。。

杉原さんの世界が終わるまできみとは好きだけどね。

永遠の昨日 (CROSS NOVELS)永遠の昨日 (CROSS NOVELS)
榎田 尤利


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☆☆☆

思えば榎田さんはまだ3冊目・・・?
とりあえず永遠の昨日注文しようと思ったら
ものすっごい勢いで高騰しているんですね・・・
これは古本屋巡る方が早いのかな。どうなんだろ。

前作、普通の男を読んだのは
超超BLビギナーだった頃。「伯爵様は~」の頃ですよ!!
正直わからなかったなー・・・。
これを読むにあたってもう1回見直し
おじさんたちがグルグルと悩みまくるところに・・・クヮ!!ってなり。
んで続編の今作。自分はこっちも好きです。えぇかなり。

4415088937普通の恋 (クリスタル文庫)
榎田 尤利
成美堂出版 2006-10

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ようやく互いの想いを確認できた光也と的場。けれど始まったばかりの社内恋愛は早くも危機に!?大人のプライドが邪魔をして言葉を惜しんだばっかりに、勘違いのスレ違いに振り回されて空回り。恋ってうまくいかないものです。素直になるのは難しい―新人編集者光也と頼れる営業マン的場の恋のその後。
aya-meさんのとこの
榎田さん格付けで上位だったこの作品。
その前の執事の特権と並んで高評価ですよね。
どっちも読んでみたかったのですが
あまり痛くはない調教モノということでこっちを選択。
有名作家のノベルズは当たり率が高いな~。
いや相当評判が良いやつしか買わないからだけどね;
レビューって大事です。アマゾンのはあんまし当てにならんけど。


4813011322犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)
志水 ゆき
大洋図書 2006-06-26

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☆☆☆☆


悪い子だ。発情してしまったのか?自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ『Pet Lovers』から『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱…。次第に深みにはまっていくふたりだったが!?究極のコンプレックス・ラブ。
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※返事は遅くなることが多いです
プロフィール
HN:
氷雨(ひさめ)
性別:
男性
自己紹介:
BL小説がメインですが
一般小説や一般漫画も普通に読みます。
オススメ情報はいつでも募集中。

好き作家
・砂原糖子さん
・木原音瀬さん
・月村奎さん
・高遠琉加さん
・いつき朔夜さん

その他大勢

好き漫画家・レーター
・佐倉ハイジさん
・京山あつきさん
・鈴木ツタさん
・富士山ひょうたさん

・高星麻子さん
・片岡ケイコさん

一般作家
・伊坂幸太郎

一般漫画
・おおきく振りかぶって
・しゃにむにGo!

他にもいっぱい。

あと、にわかサンホラーです。
完璧なBaroqueを目指し練習中。
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