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大学生腐男子によるBL小説レビューなど。 他にも日常ネタ多数。やや更新停滞気味。。
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神が・・・
神が・・・!!
聖なる書が・・・!!

いやっほーい!って感じです。
まさか夏コミ新刊をこんなに早く見れるなんて^^;
Mさんほんっとーにありがとうございます。。感謝しきれない。。

早速読みました。
SMS自体結構エロ増量の作品でしたが
この作品もなかなか・・・相原をいたぶる仙介がちょっと素敵。
「早く・・・しゃせ・・・い・・・したい」ら辺にかなり萌えましたの。
その後のお前はかわいいってのも良かったなあ。ラブラブ。
温泉旅館の離れというベタベタさも良いですね!!大満足でした^^

野焼きのエピソードもう少し見たかったかな。。
なんか急いでいた感じがして。
そもそも・・・野焼きって何・・・(そこから)大文字ってやつ?

好きな作品の後日談が見れるのって良いなあ。。
そしてやっぱりSDの続編を心待ちにして待っています><
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BL小説を読んで4年くらいになりますが
自分のマイベストはこれです。
とにかく・・・好きすぎてたまりませんv

甘酸っぱくて、キュンキュンするこの作品が本当に大好きです。

以下、SDの好きなシーンとその魅力について語ります。

P75
ヒロが侑のことを好きだと自覚するシーン。

このシーンは、侑と桜田が、
自分の伝言から付き合ってしまうことになった後のシーンです。
雨がすごく印象的で、どこかぼんやりした感じです。

自分はBL小説の醍醐味の1つに
「恋を自覚する瞬間」があると思います。
例えそれがノンケでもゲイでもリーマンでも高校生でも
どんな小説でもこの瞬間は訪れると思います。

で、SDのこの瞬間は
7年間の思いにやっとヒロが気付いたという瞬間なんですよね。
ヒロは小3のときに既に侑に恋をしていたのです。


いつから好きになったのだろう。
今じゃない。友達になってから?
映画に誘われてから?モップを手に再会したとき、あの別れの
日、それとも体育館で声をかけられた瞬間__
『ねぇ君何センチ?』
記憶を遡れば、あの日までもどってしまう。
一目惚れなら、自分も桜田と変わらない。
ずっと覚えていたのも、プールに行く予定を忘れたのも...
たぶん忘れた振りをして映画の誘いに乗ったのも、江里口が好
きだからだったんだ。
男なのに、好きになってたから...だったんだ。



SDの帯の「出会って7年、初めて気付いた恋心」に繋がるんですよ~。

自分はこれを読んだとき中学生で
恋愛というものはよくわかりませんでした(今もわからないけど)
そりゃ周りにはオツキアイをしている奴らはいましたけど
自分にはもうずっと来ないんだろうなーとか思っていたり。

だけど、SDを読んで、特にこのヒロがやっと自覚をするシーンを見て
恋に落ちるってこういうことなんだ~となんとなく納得してしまいました。
そして、「片思いでもいいから恋愛というものを自覚してみたい!」
と強く思うようになったり。

すごく変な話なんですけど
SDは自分に恋愛を教えてくれたんです......(なんか違う?笑)


だから、自分はヒロと侑の恋愛を
彼らと同じような年齢で読めてよかったと強く思います。


でも、それだけじゃないんです。
SDの魅力は単なる「高校生モノ」というジャンルで片づけられ
ないことにあるんです。

一般的に、高校生モノ(ここでは高校生同士のBLのことです)
というのは割と避けられがちです(特に、ある程度年齢を重ねた方に)
何故かと聞くと「感性についていけないから」だとか「眩しす
ぎて読めない」とかよく返ってきます。

それに高校生モノは、全寮制!とか学園!とか生徒会!とか
ただそれだけのペラッペラな作品も多いんですよね。
正直、駄作も多いと思います。

でも、SDは違います。
SDは等身大の高校生なんです。
どこにでもいそうな高校生の1つの恋愛を描いているんです。
だからSDには「胸キュン」が生まれるのです。

この胸キュンは誰もが持っている普遍的なものだと思うんです。
それはどこか甘酸っぱい思いかもしれないし
人によっては懐かしいと感じる思いかもしれません。

だからこそ、SDは高校生モノを敬遠している人にこそ読んで欲しい。
みんなにオススメできる高校生モノだと思っています。


その他にも魅力はいっぱいあります!
「携帯電話」というアイテムの使い方も非常に上手いですし
(これは2人が結ばれるキッカケにもなります!)
友人梅野や同級生の桜田もなかなかナイスなキャラです。
書き下ろし部分で出てくるオカマ、麻美の言葉はズシリと心に響くものがあります。

彼らは結局修学旅行で結ばれることになるのですが
このときの2人の会話も大好きですv
ヒロは、携帯のカメラで撮りまくった侑の写真集を
本人に見られてしまい、侑に尋問(?)されるのですが...。


「ねぇ、ヒロ。ヒロって、好きな人いる?」
「うん」
「俺の知ってる人?」
「...たぶん」
「その人とさ、付き合ったりしたいと思わないの?」
「恋人がいる」
「そっか...残念だね。でもたぶん、そいつ...恋人と別
れたんじゃないかな」
「え...」
「友達に『ふしだら』って怒られてから...彼女に電話して
、ひたすら謝って...別れたんじゃないのかな」



ちょっぴり意地悪に攻める侑がもう可愛くって!!
ヒロは結局「......おまえだ」といって告白します。
自分はいつかこの告白をしてみたいです(そんな場面来るのかしら?)

あとやっぱり欠かせないのは
佐倉ハイジさんの挿絵ですね。
ハイジさんの挿絵によりキュンキュン度が何倍にも跳ね上がりました。
好きな作家×好きなレーターは最強だな~って!


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☆☆☆☆☆



率直な感想。
「思ったよりエロかった」です。・・・笑

でもストーリーが好きな小説のエロは
もう普通のやつの数倍萌えるので・・・えぇ萌えるので!!(力説
かなーりきましたよ。えぇ。

もう最初のエロ本のくだりとか見たはずなのにきゅんきゅんくる。。
んで・・・クリスマスのケーキの予約とか・・・
残念そうな表情するけどすぐに元に戻る江里口が・・・。
ヒロの前では本当に不器用というか・・・ねぇ。
好きの押しつけはいけない!!と思っているのでしょうか。。

で・・・ヒロはヒロでキスマークを隠すためのジジシャツ・・・
もうこういうところ大好きなのです。

風呂場でまじまじを見たんだろうなぁとか
一人で妄想していました。危険人物です。

なんかどちらも本当に恋愛初心者という感じですよね。
江里口は江里口でわかっていないし。。
そんな二人で愛しくてたまらないのですが・・・!!

で・・・知っていたはずの「じゃんけん」ですが・・・
想像以上でした・・・笑 これは破壊力あるわぁ。。
これは可愛い仕返しということなのでしょうか。。

最後の深夜のそれはもう・・・
少ないページ数なのに何でこれだけ詰め込められるのかと言うくらい・・・!!
ヒロは自分が自分じゃなくなるようで嫌だったんでしょうか。。これまで。
でも・・・少しだけ自分に正直になれたんだなぁと嬉しくなりました。

そして弟も可愛い・・・(幸久?
あとがきでもふれていましたが
江里口と弟の対面マジで見たい>_<;
最強のライバルですよね。。江里口にとって。なんせ超ブラコン。。

ラストのスマートな江里口らしくなく
大急ぎで来る辺りとかもう無理です。降参です。白旗です。
想いが通じて良かったね・・・と・・・かなりじんわり。


会いたい。
広久は自転車を走らせた。
会いたい。
何故だか泣きたくなった。



自分も何故だか泣きたくなりました。
手袋忘れてめっちゃ寒いのに。。
なんか訳わからない文章になりました。
とにかくとってもよかったです。


他にもじゃんけんとかじじしゃつとか
語りたいことがいっぱいある!!
「砂原糖子フェア」の帯にびっくりしました・笑
このフォント可愛いなあーなんて思いながら。
書いてあることにジーンときたりもして。

「切なくなったりほんわかしたり、きゅんきゅんしたりじんわりしたり、
BLの要素のすべてがここにある!!」

いやあ新書館はわかっているなあ・笑
砂原さんの良さをギュッと濃縮させたナイスな帯だと思います。

表紙全体を見るとなんだか色が多すぎて
なんかチカチカしますけど・笑
でもハイジさんの表紙素敵!虹色の雨v
口絵もすっごく素敵ですけどね~。こっちの方が律っぽい?


少しあらすじを話すと
高校時代からの同級生である大学生同士の話。(3年生)
受け視点で話が進みます。
高校時代は何でも一緒にやっていたんだけど
最近どうもウザったらしくなって・・・。

みたいな話です。(わかりにくくてすみません。。)

まさに大学生!って感じです。
ええとディアプラスで大学生というと臆病な背中(おのにしこぐささん)が浮かびますが
あっちが楽しい大学生!ならこっちは倦怠感のある大学生みたいな感じ?
なんていうか大学生特有の気怠さとかバイトシーンとかサークルシーンとかがとっても良かったです。

そして・・・メインに置いているのは
あんだけ一緒にいた友達と距離を置きたい・・・という気持ちなんですよね。
高校生活のこととかすべて知られているところが・・・なんか嫌だ・・・みたいな感情が
妙に微笑ましくって・・・そして過去の話とかをされると嫌がってしまって・・・。
みたいな感じです。

ええとね。
受けの律也は同じサークルの女の子(美鈴)に恋をしているの。
でもその女の子は攻めの池上に恋をしていて・・・
そして池上は律也に恋をしている・・・と。そんな絶望的な三角関係が始まり。
こんときの挿し絵がね!!挿し絵が・・・!!(後で書きます。)

律也が池上に「鈴の気持ち知っているのかよ!」と詰め寄るシーンが序盤にあるのですが
そのとき・・・池上は「ああ・・・お前は美鈴が好きなんだな」と返すんですよ!!
そこでもうこの小説にやられました・・・。ああ池上の気持ちが切なすぎるよ。

で、サークルでキャンプにいくのですがそこでまた少し動きます。
テニスコートでの2人の会話がすごく良かった。
高校時代の律を嬉しそうに話す池上と・・・
そういう会話が嫌いな律がね・・・。隔たり・・・というものが見えたり。

そして・・・その後・・・バンガローで強引にキスをされ・・・
池上の気持ちに気付く・・・と。

この辺大好きです。
キュンキュン度と切ない度がもうゲージ振り切って
なんか交感神経から新種のホルモンが放出されそうな・・・感じ?(例えがよくわからん)

池上は6年間の片思いだったんですよね(多分)
だからこそ・・・言葉の途切れ途切れにもう切ない度がバーンって感じです。

で、その後律はだんだんと
「ずっといっしょにいた池上」という存在について
だんだんと考え始めます。
高校時代の2人・・・すっごく萌えるなあ。
ただもう何も見えないように・・・テニスに打ち込んでいた律と・・・
そんな律をずっと見ていた池上か。池上の気持ちがいったいよ。。


で、結局えちーしーんになる訳ですが(すごいはしょった・・・)
かつてないくらい萌えました・・・!!
だって・・・新ジャンル「どっちも泣く」ですよ。
攻めの涙がもう好きすぎる!!池上が泣いている挿絵にマジで悶えてしまったのです。
色々と紆余曲折あった中・・・やっと結ばれた2人が・・・
特に池上の気持ちを考えるともう色々とおかしくなりそうです。


ああ・・・なんかひどい文章ですみません。
とにかく良かったです。砂原さん
特に池上が良かった。池上視点での話も読みたいなあ。

大学生ならではの倦怠感・・・か。
そしてところどころ出てくる高校時代の律が可愛いこと・・・
そりゃ池上も好きになるよなあ・・・なんて。


そして、書き下ろし部分「天井のミルキーウェイ」
最初、当て馬登場かと思ったりもしました。
と思ったら・・・なんか大学生と社会人の違い?ぽいものを見せるキャラだったのですね。
こういう感じのみで出るのは結構珍しいような。
でも早坂のキャラはなんだか良かったです。

書き下ろし分でのメインは将来の就職のことでしょうか。
だんだんと近づいてくるという焦りかあ。
自分はまだ大学生じゃないのでわかりませんが同じような経験をするのかな。。
そしてなんだかよくわからない池上の気持ちへの焦りも。

砂原さんを読んでいる!って感じになったなあ。
終始キュンキュンしたりじんわりしたりしました。
これといって派手な展開はない作品ですが
それだからこそ良い、ある種のリアリティが・・・たまりませんv

そして・・・楽しみにしていた本番は・・・。
うん・・・可愛かった・笑 そしてツンデレだった・・・。清清しいまでの。

高校生時代の律は本当に可愛かったんだろうなーなんて妄想しています。
その可愛さはちょっと薄れてきたのかもしれませんが・・・。
池上の中ではずっと生きているのでしょう。
同人誌かなんかで・・・ちょっと読みたいかも。

とにかく大好きな1冊になりました!


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☆☆☆☆

やっと届きました。
もうずっと待っていて待っていて。読めて本当に幸せ。
ディアプラスの砂原さんは本当に良い。
そう感じた作品でした。


まず・・・あとがきが面白かったです。
「ディアプラスのエロ部門作家、砂原糖子です!」
ときました。砂原さんのあとがきはいつも面白いです。

確かにいつもよりはエロ増量で
結構喘いでいました。
29才童貞の多和田がどんどん淫乱になっていく姿・・・良かったです。
しかしエロ増量といってもそれはディアプラス基準。
一般的なBLより多少・・・ってな感じでしょうか。
というか何がエロいって高久先生の挿し絵なんです!
久々に挿し絵で「うおぅ」となりました。
茂みです!ディアプラスなのにうっすらとした茂みが!!(エキサイト)
ディアプラス初かな~と思ったのですが、セブンティーンドロップスでも茂みはありました。
って自分の茂みに対するこだわりはどうでもいい・・・笑

攻めの新山は割と最低な男です。
伝言を頼まれただけだったのに、ゲイである多和田に興味を抱き
そして自身の脚本のネタにしてしまう。
それは後々多和田を傷つけます。当然か。

だけど、多和田視点と新山視点が交互に描かれていて
新山が最初は好奇心からだったのかもしれないけど
どんどん多和田に惹かれている姿がわかったので
自分は新山がどうしょうもない最低最悪の男とは感じなかったです。
これは自分が男だからか?この前美しいこと(木原音瀬)を読んだからか?
でも、意地悪なやつではあります。そこはタイプ・・・。
わざと放置しちゃったりしたりもしますが、そこは嫉妬でしょうし。
時折子供っぽくなるところが可愛かったのです。

そして受けの多和田は、清潔なようで淫乱です。
だけど頭が良くって。読んでいてすごく好感が持てました。
童貞であることにコンプレックスを抱いているかと思っていたのですが
そうではなかったかも。だけどいちいち悩んじゃったりそしてすごい純情だったり。
手を繋がれたことで、多和田は「恋」を実感するのですが
その時の

ぼやけた視界に映る背中は広い。
少なくとも、自分を規格外として扱ったりはしない背中。
想うことすら許されなかった片恋の相手とは違っている。

__信じられない
好きになってもいいんだ。この男を、好きになってしまっても許される


この心情にキュンとしました。
ゲイであることは早くから実感していたけど
今一歩踏み出せず、そしてノンケに恋をする絶望感も味わったりして。
好きになってもいい・・・それだけで嬉しいっていうことにキュンキュンしました。

そして行為シーンもスパイスが効いていてよかったです。
多和田が可愛いんだなこれが。自分は淡泊だと思っていたのに!ってところもまた。
ノンケなはずなのに段々と変わっていく新山がこれまた良かった。
鏡プレイは気持ちが通じ合っていない段階だったのでちょっとアレでしたけど。。

書き下ろし部分もまあ楽しめました。
でも雑誌掲載の部分である程度完結はしていたかな。
初心なリーマン好きにもちょっぴり意地悪な年下好きにもオススメです。
高久さんの挿し絵に「ムッハー」ともなれますよ!



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☆☆☆☆


あらすじ

ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、
29才になるこの年まで恋愛経験がなかった。
ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。
待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。
来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟、新山が、
美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ・・・・・・。
偽りから始まるトゥルーラブストーリー
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※返事は遅くなることが多いです
プロフィール
HN:
氷雨(ひさめ)
性別:
男性
自己紹介:
BL小説がメインですが
一般小説や一般漫画も普通に読みます。
オススメ情報はいつでも募集中。

好き作家
・砂原糖子さん
・木原音瀬さん
・月村奎さん
・高遠琉加さん
・いつき朔夜さん

その他大勢

好き漫画家・レーター
・佐倉ハイジさん
・京山あつきさん
・鈴木ツタさん
・富士山ひょうたさん

・高星麻子さん
・片岡ケイコさん

一般作家
・伊坂幸太郎

一般漫画
・おおきく振りかぶって
・しゃにむにGo!

他にもいっぱい。

あと、にわかサンホラーです。
完璧なBaroqueを目指し練習中。
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