砂原糖子『スリープ』

さっき、感想をせっせと書いていたのですが
勢いで消してしまいかなりブルーです。
タブブラウザは勢いで消しやすい。。
これまで何度も同じことやった。


重い設定の割に、登場人物の会話が小気味よいので読みやすいという
すごく不思議な感覚でした。住田の存在も大きい。
砂原さんはこういう重い設定の味付けがうまいなーとつくづく。
高校生ものだからこその良さがありました。

重要なとこで視点が変わるというのが好きでした。
中学生のときの上木原など。
あれがあったからこそ上木原がぐっと身近に感じたなあ。
脚フェチ素敵だよ脚フェチ!!
あと、名前で呼ばれるだけで喜んじゃうのがかわゆい。

全編書き下ろしなので、読み応えバッチシ。
雑誌掲載じゃこの話は終わらなかったろうなーと思うのでよすよす。
終盤のサスペンスちっくな展開はちょっとどきどきしました。
ただ殴りすぎだろう！！


ただひとつ。
上木原のあのメールはちょっとないと思います笑


強姦ちっくなど、地雷要素はあるかもですが
読みやすく、ドキドキしちゃうのでかなりオススメです。
相変わらず砂原さんの行為シーン大好きです。
今回は、「声」でしょうか。なんかキュンキュンしちゃった!!


あと学園祭での女装が実現しなくて残念。
ついにSDからの流れで、学園祭＝女装がくるか！と思ったのですがね。。
次の高校生ものに期待してみます。

スリープ (ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫) 高井戸 あけみ 新書館 2009-09-10 by G-Tools ☆☆☆（３．５）