センチメンタル・セクスアリス

砂原さんの新刊です。
これの意味ってなんなんでしょうね。。
セクスアリス･･･英英辞典にも載ってませんでした；
調べたら森鴎外の小説のタイトルに使われていて･･･
VITA SEXUALISで性的生活･･･。
ここでのセンチメンタルは「感じやすい」と訳すべきでしょうか。
本編読んだ人にはわかる･･･。いや別に「感傷的」でもいいんですけど。

感じやすい性生活･･･？

なんかすごいことになりました。
まぁ語感はいいですよね。語感からきたんですよね!!うん。

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仙介は4年間我慢したと･･･
･･･4年間･･･なげぇな。。

良かったです!!
8月に出た純情アイランドが
自分的には「うーん･･･」って感じだったので
開く前まで不安があったのですが･･･。かなり良かったです。

展開は読める･･･かもしれないのですが
言葉の１つ１つがいいというか･･･
突き放されたときの胸キュンはかなりきましたよ!!
あぁやっぱり砂原さん好きだなぁと実感。

この作品は視点交換しない変わりに
やたら「過去」に戻ります。
そして･･･少しずつ解いていく･･･みたいな形であっているのかな??

本当は最初からずっと好きだったっていうやつですよね。
でも忌々しい思い出と共に封印していたと。いいなーこれ。

春巳は優越感を持っていたんでしょうね。そして甘えも。
でもそれはまやかしなだけで･･･それが崩されたとき･･･さぁどうすると。
強姦らしきシーンが出てきますがすごい痛かったです。自分まで痛くなりました。
まぁハッピーエンドなんでいいと思いますが。
そして優越感は実は逆転していたというオチつき。。

あのカメラマンは憎い役ですね～。
イラストが想像と違って少し残念；
でもまぁ･･･あれはあれで･･･番外編も･･･？

最後の方になるとどんどんページをめくってしまいました。
この気持ちは久しぶり･･･かも??
受け視点･･･やっぱし好きです。

攻めの仙介も意外と強引で良かったです。
砂原さんの漢らしい攻めも好きだな～。
無口だけど想ってくれている･･･そして怒る。あぁ素敵。

あの同じ研究室の子は消化しきれてないような気がしましたが；
少し可哀相です。名前忘れちゃったけど･･･。。
バッサリ切り捨ててくれてむしろ爽快。その通りだ！と。
頭の良い女性なんでしょうね。頭の良い女性は怖いです。えぇ本当に!!

好きなシーンは過去の二人です!!
中学時代の２つの出来事が二人のすべてなんだな～と思うと。
ブランコの絵がすっごい好き。かわいい･･･。
ヤマダサクラコさんの絵も麗しかったです。


･･･見事なまでの「カンソウブン」になっちゃいました；
まぁ自分は結局はファンなので･･･。盲目的というか･･･。
テイルズオブジアビスでルークが真剣に可哀相に思えた人には買いです。
また、さらでもH→喧嘩→トゥルーエンドみたいな流れが好きな人にも買い。。かな？
まぁとりあえず買ってみて投げることはないと思うような思わないような･･･。
あれだ。成長物語が好きな人には買い･･･かな？
真夜中に降る光とは少し色が違うのでご注意を～。


同人誌の「センチメンタル・ストイシズム」は
仙介視点です。意外な過去が明らかになりますよ。
こちらも手に入れる機会があれば是非^^