斜め向かいのヘヴン

放置していました。
買ったのは初めての給料が入ったときだから･･･
一ヶ月半前･･･？うーむ。

自分の中での吸血鬼は高月まつりさんなんですよね。
どうも人外設定はテンションが高くて･･･
ついていけなくなることが多いので
セブンティーンドロップスであれだけ
万歳とかしておきながら全然読む気にならなかったのですが･･･

思いこみは危険だ!!そんなことを実感しました。


ちなみに「はすむかい」です。

斜向かいのヘブン (新書館ディアプラス文庫) 砂原 糖子 Amazonで詳しく見る by G-Tools ☆☆☆(3．5）

これネタバレありで書くか書かないかすごい悩みますが
なんか言っちゃったらアレなんでネタバレ無しでいきます。

なんていうか･･･
これあらすじだけ見ると
不思議な吸血鬼登場でなんちゃらかんちゃらで～
みたいな風に思えますが･･･。違います。

めっちゃ日常です。
超普通な会社です。なごやかです。事務の女の子もいます。

ってかこの吸血鬼設定がなくても
１つの作品になるくらい。
そこに吸血鬼設定を放り投げたような感じ。
なので決してアホアホモノではない!!
まぁ不思議な感じですけどね･･･；

視点が結構ごっちゃになったり
雑誌掲載の悲劇なのか
序盤のかなり重要なところが
猛烈なスピードで飛ばされていったり。。

まぁでもそこも砂原ワールドなのでしょうか??
なんかよくわかんないけど引き込まれる。続きが気になる。
あれ？結局どっちなんだー!!という感想がいいのかも??

行為は薄めだし
BL小説!!っていうよりは･･･いやBL小説だな。

アホアホモノじゃないけど
非日常的なものが読みたい!!にはいいかも。
攻めの久条は普通です。でも純愛アイランドほど悩んだりしないから爽快感。

羽村さん（例の吸血鬼）かわいいッス。
依田さんの優しい絵もかなり好き♪
全体的にさらっとしていますからね。

なんかあんましほめていないかもしれませんが
楽しかったですよ!!砂原さんやっぱ好きだな～。